シーズン4 23話 赤いかくれんぼ ジェーン1回めの失踪の理由

シーズン4

ジェーンは何度か失踪しますが、第一回目の失踪の理由がこれでわかります。メンタリストのキーパーソンの一人「ローレライ」という女性とはラスベガス失踪中に出会うのですが、ローレライのことを知るためにはこの回も重要となります。

切ないジェーンが数多く出てきますよ!

ジェーンは事件現場に呼ばれ、愛車に乗ろうとします。

愛車にはメッセージが

記念日?

この日は、レッドジョンに妻と子どもを殺されたあの忌まわしい日。

こんなことやる奴はあいつしかいない。

どこや どこや ジェーンは周囲を見回しますが、人の姿は見えません。ジェーンブレインフル回転で次に何をすべきか考えます。ジェーンは愛車に乗ってある場所へ向かいました。

 

墓地で出会った少女

そう。そこは妻と娘の墓地でした。ここへ呼ばれたのかどうかはわかりません。ここで合っているのかもわかりません。しかし、ジェーンはここへやって来ました。

おいおい 君が座っているのは、どこかのどなたかの墓石だぞ。いいのか。座るのかジェーン。こんなことを気にしていたら、だれかやって来ました。

ん?

「パトリックさん?」

「そうだよ 君は誰?」

「ヘイリー」

「なんで僕のこと知ってるの?」

「お友達に聞いた」

はは〜ん こう来たか という顔をしてジェーンは周囲を見渡します。

「誰のことだろ?」

「あたしを連れて来て これ書いた人」

「他には何もされてない?」

「お願いごとされた」

「どんな?」

「まだ降参しないか聞いてくれって」

うなずくジェーン。

降参するのか

そこからすぐにジェーンはリズボンとウェインライトを呼び出します。

この近くにレッドジョンがいたことは確か。ここから一気にレッドジョンへの距離を縮めたいCBIチーム。しかし、ジェーンはちょっと違うようです。

和むよね〜ジェーンと子ども。ジェーンが子どもといる時は子ども食っちゃうほど天使の顔。癒されるー。

ヘイリー(少女)に事情を聞こうとするウェインライトとリズボン。しかし、少女はレッドジョンのことを一切覚えていません。

ジェーンは「レッドジョンの顔を知っているものはすべて殺される」 という理由から少女の記憶からレッドジョンの記憶を消してしまいました。そしてもう親元へ返してしまいます。

レッドジョンへの糸口を失ったウェインライトは捜査チームとしてそれはどうなんだとジェーンに詰め寄ります。

しかしジェーンは、これ以上少女を巻き込みたくないため、絶対に事情聴取など許さない。と釘を指します。命日に娘と同じくらいの少女を差し向けられたジェーンの心情を推し量るリズボンも、捜査をすすめる事もできたのではとジェーンに問いますが、ジェーンはどうやらこの一件からレッドジョンに近づくつもりはなさそうです。

それはおそらく「降参しないのか」という問いかけがあったからでしょう。

うつろな気持ちのまま、心も冷静さもない捜査をするジェーン

その後CBIでは発生した殺人事件の捜査を続けます。

まあ、わかりますけど この表情。

現場での、得意の心理読みも、盛大に失敗します。ジェーンらしくない。今までにないほど珍しいことです。リズボンも心配の表情。

そこからジェーンは思い出のレストランで一人の時間を過ごします。

この時ジェーンが行った思い出のレストランはこちら→レストランについて

 

レッドジョンの事件はもういいや!?

レストランから戻ったジェーンは珍しくお酒を大量に飲んでいます。

そしてあろうことか、レッドジョンのファイルを全部燃やしてしまいます。ちょっとジェーン!!

 

二日酔いのジェーン

CBI内に自分の部屋があるのに、なぜリズボンのオフィスで寝ているんですかねえ。

二日酔いのジェーンもセクスィー!

しかし、レッドジョンの資料を燃やすことはさすがに、上司のウェインライトは黙っていません。どういうつもりか問いただすリズボンにジェーンはこう言います。

「奴の言う通り、降参する。・・・やつを止めるには勝負から降りるしかない。もう過去は忘れて前は進む」

「それって大きな変化よ」

「変化はいいね」

「CBIもヤメるの?」

「いいや やめない 楽しみがなくなる。」

そう言って、ジェーンは現在捜査中の殺人事件の捜査に戻ります。

またトリック失敗

いつもの人を集めての大掛かりなトリック。またまた大失敗。蜘蛛の子を散らすように皆さん何処かへ行ってしまいました。心ここにあらず。まったく力の発揮できないジェーン。

しかし、一件そう見えて、ジェーンはこの時もう犯人を特定していました。

いつになく、冷酷な仕打ちをするジェーン

ジェーンはこの時の犯人を棺に入れて生きたまま地中に埋めてしまいます。

これは、被害者の殺され方と同じ。死んでしまう!と思いきや、赤ちゃん用モニターを中に仕込んで死ぬ直前で出してやろうという魂胆です。自分の今のストレスをすべてこの犯人にぶつけているかのような冷酷さ。明らかにこれまでのジェーンとは人が変わっているようです。

シャベルで犯人をフルスイングで打撃するジェーン。その直前のこの笑顔が恐ろしすぎます。

こうやって、穴に犯人を落っことし生き埋めにします。

翌朝のこの清々しい顔も恐ろしすぎます。朝まで地中に埋めるなんて鬼。

案の定リズボンにめっちゃ怒られる。犯人は無事!?救出され逮捕されます。とは言え、これはやっていい範疇を超えていますね。

CBIを去るジェーン

この一件で、何か処分があるはずのジェーン。ジェーンのストレスを察し、停職処分を言い渡しますが、ジェーンはウェインライトを挑発します。

へい マザコン坊や

口にミルクついてるで〜

なんやて

うわきた!

やめろやめろ

こうして、停職処分だったジェーンは、CBIをくびになってしまいました。

笑顔でCBIを去るジェーン

なんとかしようと声をかけるリズボンを振り払い、ジェーンはCBIを去ります。

この笑顔で 閉めるボタン連打。

あーあ 行っちゃった。

この後姿でこの回は終了します。

 

ジェーンのシナリオ通りなのか?

ふだんやらないことばかりやってみせるジェーン。

停職になるほどの犯人への非常な振る舞い。

くびになるほどの上司への暴言。

これはジェーンが最後にCBIをくびになるように仕向けているように見えます。(その後を知っているからかと思うんですが)しかも、ちょっと精神状態やばい感じで辞めさせられたみたいなシナリオを作っているようです。

 

 

 

これが、その後の失踪には必要な序章だったようです。

 

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