オンラインエンターテイメントは、心が踊るような楽しさを与えてくれる、映画や演劇、音楽やスポーツなどオンラインで楽しめるエンターテイメントです。
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オンラインエンターテイメントの市場規模
経済産業省コンテンツ産業課が発表した資料では、音楽・映像・出版・ゲームの4つの主なオンラインエンターテイメントの市場規模は、2014年度は125億9千万ドルでした。
そして、2023年の市場規模は334億ドルと推定されています。およそ10年間でオンラインエンターテイメントの市場規模は2.5倍以上のボリュームに膨れ上がっています。
これから先の10年間では、さらにマーケットは大きく成長するに違いありません。
オンラインエンターテイメントの広がり
オンラインエンターテイメントを経済産業省では、大きく音楽・映像・出版・ゲームの4つのカテゴリーでとらえている事がわかります。
しかし、多様化し続けるオンラインエンタメの世界は従来のジャンルに当てはまらない新しいカテゴリーも多く生まれています。
主なオンラインエンタメの種類を確認してみましょう。
1.ストリーミングサービス
動画や音楽、TVシリーズなどをWebを介してPCやタブレットスマートフォンなどで楽しむことができます。
動画ストリーミングサービス | Netflix、Amazon Prime Video、Hulu など |
音楽ストリーミングサービス | Spotify、Apple Music、Amazon Music など |
2.オンラインゲーム
PCゲーム、コンソールゲーム、モバイルゲームなど、多くの種類があり、マルチプレイヤーゲームからシングルプレイヤーゲームまで幅広く選択肢が広がり続けています。
海外で運営されているカジノゲームが楽しめるオンカジや、ワールドカップやメジャーリーグなどのスポーツの勝敗にベットして楽しむブックメーカーサイトなども最近では日本から参加するプレイヤーも増加しています。
3.ソーシャルメディア
SNSプラットフォームやコンテンツ共有サイトでは、ユーザーが自分自身のエンターテイメントを作成し、共有することができます。
アカデミックな教育から趣味や日常スキルを身につけるスクールや、子供の学習をサポートするコンテンツも広がり続けています。
ソーシャルメディア | Facebook、X、Instagram、 など |
コンテンツ共有サイト | YouTube、TikTok など |
4.ライブストリーミング
ライブストリーミングとは、インターネットを通じてリアルタイムで音声や映像を配信する仕組みです。Web配信なので世界中のどこでも同時に視聴可能です。
さらに、視聴者と配信者が直接混みユニケーションできる機能が付加され、双方にインタラクティブコミュニケーションが生まれます。
従来の生放送ではできなかった、新しいオンラインエンタメの形です。
未来のオンラインエンターテイメントの姿
未来のオンラインエンターテイメントを思い描く際のキーワードが「インタラクティブエンターテイメント」です。インタラクティブとは日本語で「双方向」などと訳されます。
ARという言葉をご存じでしょうか。ARとはAugmented Reality)日本語では拡張現実と呼ばれ、自分自身をアバターに置き換えて、仮想現実の中で新たな世界を楽しむようなエンターテイメントがもうすでにスタートしています。
そして、オンラインエンターテイメントはスマートフォンやタブレットがあれば24時間いつでも楽しむことができます。
しかしオンラインエンタメを楽しめる時間は、実際には24時間の中で4時間程度とも言われています。仕事や勉強をする時間、睡眠の時間などを考えるとこれ以上の時間をさくのは難しいかもしれません。
ますます拡大していくオンラインエンターテイメントを楽しむコツは、上手に自分好みのコンテンツを探し当てることにあるのではないでしょうか。